どうして

仕事中に神奈川の叔父の訃報を聞き 無理言って切り上げさせていただきました、非常に申し訳ないです。
いつか何かでお返しをしないと。


叔父は親父の弟でまだ59歳、現役校長先生でした。
半年ほど前に親父は兄貴も亡くしていて、ほぼ半年で兄と弟を亡くしてしまいました。
親父は一度脳梗塞を味わっているせいもあり、駅まで迎えに行ったもののかける言葉が見つからない。オレも3兄弟だし、兄2人がいなくなったらと思うとぞっとする。
軽々しい言葉なんて言える訳がない。雑談しても空回り、咲いてる桜がなんとも物悲しい。


実家の兄二人が仕事で来れないので自分が手伝えるとこやらねば。
楽しく馬鹿やってた3人が、今は一人残された親父を見るのがつらい。
強引にみんなを引っ張った町の重役の長男の叔父、兄のようになりたくて小さい時からずっとついて回って大人になったとき自分で身を立てるために単身新潟の孤島で仕事に取り組んで工場長になった次男の親父、小さい頃から味噌っかすと言われその2人に認めて貰いたくて自分だけで自分の道を見つけて若年で校長先生にまでなった三男の叔父。
兄弟には負けられないとずっとやってきた人が、こんなことになって悔しい。涙が止まらない。
でも、親のしてきたことは確実に子供に受け継がれるもの、ずっと関わった人の中には残るもの。
それを自分の行動に活かすことがその人を生かすことだと信じて疑わない。
オレは親父の兄弟達がやってきたこと、してくれたことを一生忘れないだろう。
オレにはオレにできることがある、いつかそれを形にして人に伝えてみせる。
親父を長生きさせて、先にいった2人の見れなかったものを見せて後悔させてやる、羨ましがらせてやる。


ちょっと締め切りの近い仕事をまとめてからお別れをしてきます。
関係者の方、色々面倒をおかけしてスミマセンです。