もちこみー

今日は午後に竹的な出版社に行ってきました。
4コマ誌の編集さんに持ち込みだったので、いけるぞオレは!的な感じで行ってきました。というか、今回やった原稿はかなりの自信を持って行ったんです。


撃沈しました。
というよりも、俺が「これは間違いない!いける!載ってても間違いない!むしろ載せないとだめじゃん!」位の気持ちで行ったせいです。
さすがプロの編集さん、欠点をズバズバいわれてダメージが半端なかったです。つ、つれぇ。体に穴が空いたみてぇだ。
きっとここの4コマ誌にオレ載るのすぐできるぜ、みたいにタカをくくってたんだオレ。はずかしい。出来てないことがたくさんあった。
この穴を埋めるにはその弱点を克服した漫画を描いていくしかない。
それを繰り返してより面白いものを作ろう。


今回8Pのものを持って行ったけど、4Pの方が好ましいらしい。
少ないと物足りないし基本8Pだろと思っていたけど、そこは出版社の違いかな。連載枠が4〜6Pだからですが…。



弱点ってのは、まずセリフ量が多いこと。
まず、セリフ回しが多すぎるから一般の読み手は飛ばしてしまう、
オチをしっかり見せるのには必要ない1・2コマ目の導入がある、
ここを縮小してオチを立てるためにスッと読めるよう作り直さないといけない。


次、構図の工夫。
セリフを読むと分かるけど、パッと見で分からないコマが多い。
コマに入っている人がまず目に入って分かることができて、さらにセリフでもっとわかるようにする、のがいいらしい。まぁ見るとこはフキダシじゃなくて絵だもんな。


登場人物の設定が甘い。
特徴のあるキャラクターのその特徴だけを出しても感情移入できない。
ページ数少なくなるなら、それだけに登場人物を数人で絞って感情移入できる色んな面を見せる必要がある。今回はそれが出来てるキャラ、出来てないキャラがいた。

ネタについて、
題名が「不動産」だったら、そこの中だけで話を回さなくてはいけない。
その登場人物が家でどうのこうの、というのはそのコンセプトから外れてしまう。ページが少ない分、あくまでその舞台だけでまとめなくてはいけない。


ここで、全ての共通事項で、「読者がそこに興味が無いから」というのが
前提にありました。
その作家を知っているならともかく、知らない人がよく分からない漫画を載せて、果たしてそれを読者が読むかどうか。
読ませるためには、どうしたらいいか?どう読んでもらえるようにしたらいいのか?そこへの努力がまだ足りていないとのことでした。
まず編集さんが言ったのは「読者へどれだけ優しくできるか、敷居を下げられるか」ということでした。
それを全て考えた上で作品を作らないと読んでもらえない。
0から読者が始めてそれを好きになる、しかも4Pで、というのはかなり難しいと思います。が、それは連載してる方がみんな経験していることだということでした。


もちろん、編集さんの話で納得できない点もありましたが、そこは時間をかけて解釈していこうと思う。まずは、反省点が見つかったのだからそこを改善してみよう。
今日ばかりはオレも凹まざるを得ないね、明日は引きずらずに作品制作をしていかねば…。


以上!反省会終わり!
終わった後は秋葉原でやけ酒してました!(あれ?)
いや、ホントは「ノブヨシ侍持ち込みいい反応オメデトー!呑み会」にしようと思ってたんですが、とんだ展開で「ハートブレイク自棄酒会」になっちゃいましたね。
きていただいた3名の猛者達!アリガトウございました!
楽しく話せて嬉しかったです。また呑みたいですね。皆さんの絵がみれてちょっとテンション上がってきました(笑)
すみません、ひな祭りなのに女の子とか誘ってなくて、眼鏡の若い男の作家さんはMらしいのでまたどんどんいじめましょう!(笑)


4時間も話してたんですね。またオリジナル描いたときには見てくださいね。
やっぱ呑み会は開店5時に責めてちびちび飲みながら話すのがいいですね!